希望がなければ始められない、続かない

■無投票当選が3割

統一地方選挙の季節です。

全国どこに行っても

選挙カーからの声が聞こえます。

昨日14日、

86の市長選挙と

294の市議会選挙、

そして、

東京の特別区の11区の区長選

20の区議会銀選挙が告示され

立候補者が締め切られました。

その中で、立候補者数が少なく、

無投票で当選が決まった市長選は

27もあったそうです。

また、市議会議員選挙も

無投票で当選が決まった市は11。

しかも、

市長選挙に関しては

高松市や津市という県庁所在地でも

無帳票当選があったのだとか。

それだけ、手を挙げる人が

すくないということですね。

今回の無投票当選の割合は

31.4%。

およそ、3分の1

という割合です。

しかし、これは

今回に限ったことではなく

前回も30.3%だったそうです。

これまでの市長に満足いているのか、

誰がやっても変わらないと考えているのか。

あるいは失言などをマスコミに取り上げられ

たたかれる今の世の中で市長になっても

割に合わないと考えているのか。

投票率がよく話題になり、

政治への無関心が深刻だ

と言われていますが。

しかし、私は

立候補する人が少ない。

この事の方が深刻なのではないか

と感じてしまいます。

手を挙げれば誰でも

なれてしまうのですから。

なり手がいないのは政治家だけじゃない

「なり手がいない」というのは、

ではありません。

後継者がおらず、

廃業していく会社は

多く存在します。

また、人を募集しても

集まらない業界も多く存在します。

これもなり手がいない

ということです。

私のいる、建設・設備関係も

若い人が入って来ず

年齢層が年々上がっている

というのが現状です。

市長、市議会議員に限ったこと

あなたの業界はいかがでしょうか。

希望がなければ始められない

何故、そうなってしまうのか。

それは、

「私もそうなりたい!」

「自分が何とかしたい」

という希望がないからだ

と考えています。

今から30年前。

私は大学を卒業し

地元の工作機械メーカーに

就職しました。

半年後、その会社を辞め

独立をしました。

22歳で世の中のことなど

何もわかっていなかったころ。

その若さ故の選択ではありますが

決め手になったのは先輩社員の

言葉に希望を持てなくなって

しまったからです。

同じ大学から私より

1年前に入った先輩です。

入社して1か月後に

その先輩と話す機会がありました。

その時、先輩は

「うちの会社はどうせ。」

「野望を持ったって無駄だよ」

という話を私にしたのです。

たった1年で希望を失っている

先輩を見てがっかりしたのを

今でも覚えています。

希望を作るのは私たち

確かに、工作機械のメーカーで

歴史もあるお堅い会社です。

先輩の言ったことは

本当だったのでしょう。

でも、もし、

その先輩が仕事や会社に

希望を持っていたら。

もし、会社に希望を持てなくても

どんな思いで仕事に取組み

何に喜びを感じているのか。

仕事のやりがいや楽しさを

語っていたら。

私はその会社に

いたかもしれません。

人は、

希望がないところに

行こうと思いません。

また、

長くはいられません。

その希望を感じさせるのは

私達、その業界や会社にいる

先輩たちです。

私達の姿が、

希望を与えるのです。

しかし、

多忙な日々の中では

やりがいや希望は

忘れがちになります。

前述の先輩も、きっと

そうだったのだと思います。

この経験を踏まえて

私は、研修という形で

エンジニア一人一人が

やりがいのある毎日になることを

目指しています。