返事をするのも立派なコミュニケーションです

多くの人がリアクション力を大事と感じている

大手飲料メーカーダイドードリンコ株式会社サラリーマンをはじめとする働く大人の皆さまを応援したいという思いから、発足した「ダイドー働く大人力向上ステーション」があるアンケートを実施されたそうです。

内容は20代~50代の働く男女1,000名を対象に「職場コミュニケーションに関する意識調査」その一部の結果では、

職場でのリアクションに関する実態として、仕事でリアクション力が必要だと感じる人が9割以上 。そして、「仕事における良いリアクションの効果」 としてリアクションが良いと一緒に仕事をしたいと思と答えた人は9割以上 という結果が出ています。

自分がしたことに対するリアクションは多くの人が大切だと感じており、リアクションによって好感を得られるということです。

リアクションがない時ほど話しにくいことは無い

想像してみてください。1対1で話しているとき、大勢の前で話しているとき、あなたが最も話しにくいのはどんな状況でしょうか。

一番話しにくい状況というのは、相手のリアクションがない状況です。もし、あなたが話しているのに他事をしていたり、相手からの何の反応もないとしたら。

聞いているのか聞いていないのかわからない。間違ったこと言っているのかな、面白くないのかなという不安にもなります。

また、家で、奥様が話をしているとき、話は聞いているのに、話を聞いてくれていないと怒らせてしまったことは無いでしょうか。あなたとしては、話を聞いてるつもりです。でもリアクションをしなければ、あいては聞いてくれているとは感じないということです。

話を聞いているか聞いていないかは、表現しなければ相手には伝わりません。話を聞くときはリアクションすることが大切です。

返事こそが一番のリアクション

リアクション力というと、ハードルが高く感じるかもしれません。大げさなリアクションや気の利いたことも言えないし、私にはできない。そう感じるかもしれません。しかし、簡単にできるリアクションは沢山あります。その一つが返事です。

返事の仕方一つで、相手を安心させることができます。反対に返事をしっかりしなければ、相手を不安にさせることになります。

返事が悪いと相手を不安にさせる

私が今から一年くらい前に車のディーラーで経験したことをお話しします。

私が載っているのはディーゼルエンジンの車です。最近のディーゼルは排ガス規制をクリアするために「アドブルー」という尿素を一定距離ごとに入れなければなりません。もし、このアドブルーがなくなってしまえば、エンジンが始動しなくなると説明書には書かれています。

購入して3か月くらいしたころ。アドブルー補充の警告が出ました。少し前から出ていたのですが、忙しくいくことができず、あと170Kmで再始動不可という警告が出ていました。

その日は日曜日。夕方の6時ごろです。家の近くのディーラーに駆け込みました。対応してくれた受付の女性は車に詳しくない様子。「アドブルーの補充をお願いしたい」との私の言葉を理解できないようでした。「は、はぁ」と小さく返事。

その言葉を聞いた時、もう受け付け終わってるのかな?と思い聞いてみるとそうではない様子。しばらくして、奥から技術の方が出てきました。その方も「はぁ」というハッキリしない返事

私はアドブルーを補充するのは初めて、このお店も初めてでした。この「はぁ」という返事聞いた時、「買った店でなければ無理なのか」「やりたくないのかな」「予約がないと無理なのかな」色々なことを考えました。

返事は相手を安心させるためのコミュニケーション

結局、その場で対応してくれその後の対応は良かったのですが、この返事だけで私は「来てはいけなかったのかな」という不安に近い気持ちになりました。

このディーラーの対応は、特別ではありません。こういった対応は良くあります。お店に問い合わせをしたときなどに同じような経験をされて方もいるのではないでしょうか。

気にかかっていることなどがあると、私達もこういった対応をしてしまうことがあります。

返事は相手を安心させるためのコミュニケーションです。普段自分がどんな返事をしているか。顧客先でも社内でも意識してみてください。