伝えるときは「シンプルイズベスト」

つい、沢山説明してしまう

プライベートの場で映画やファッションや、音楽、芸術。自分が得意ではない、あるいは好きではない分野の話を長々とされて困ったことは無いでしょうか。

相手は、自分が話したいことなので楽しいのでしょう。しかし、私には興味もないし、話を聞いていてもよくわからないし、とても疲れます。さらに自分が好きなことを話している相手は往々にして、こちらの気持ちに気づくことはありません。そういう相手には次からは、その話にならないようにしています。

さて、これはプライベートの話ですが、ビジネスの場で私たちはお客様にそれと同じことをしていないでしょうか。

私達は、しっかり理解してほしい。ちゃんと知識を伝えたい。という気持ちを持っています。

それは仕事として大切なことです。しかし、お客様はそれほど詳しくなりたいとは思っていません。お客様は、自分にとって必要な情報だけが欲しいのです。

そのお客様の気持ちに気づかづ、沢山の知識を話してしまうことは、プライベートで相手が好きなことを話しているときにあなたが感じている気持ちと同じです。

せっかくの親切が迷惑になってしまってはいないかということです。

短く伝えることが大切

自分が興味のない話をされているときにつかれるのは、脳に負担がかかっているからです。

脳科学では、これをこ「認知負荷」と言います。

ビジネスでは、シンプルにわかりやすく伝えろと良く言われます。それは、相手の認知負担を減らすことになるのです。

脳科学者の中野信子さんはこうおっしゃっています。

脳は酸素もカロリーもたくさん消費する、非常に浪費家な臓器なんです。でも重要な働きをしているので、機能を停止させることはできない。だから体からすると、なるべく脳は使わずに節約したいもの。多くのことを詰め込んで負荷がかからないように、脳としては情報が少なければ少ないほどいいんです。なのでメッセージをなるべくシンプルに、一言で言えるくらいにしないと、相手に認知されないと思った方がいいですね」

シンプルに伝えることは、相手の負担を減らし、相手が認識しやすくなります。

専門家だからこそ、長く伝えてしまう

わかっていても、シンプルに伝えることはやっみると難しいものです。

なぜなら、ちゃんと伝えたいという気持ちだけでなく、専門家だからこそ例外を知っているからです。また、誤解をされたくないというおそれの気持ちもあるでしょう。

それゆえ、こういう意場合もあります。もしこうなったらなど、つい沢山の情報を相手に与えてしまうのです。今、相手に必要な情報は何なのか。という意識を持ち、シンプルに伝えることを意識してみてください。